2024.04.08
【イベント】セキュリティ・キャンプ2024全国大会の専門コースBのプロデューサーを弊社CTOの米内が担当し、セキュリティエンジニアの山川と齋藤が講師を務めます
2024年8月12日(月)〜17日(土)の6日間、クロス・ウェーブ府中(所在地:東京都府中市)にて開催される「セキュリティ・キャンプ2024全国大会」の専門コースB【プロダクトセキュリティクラス】のプロデューサーを、弊社取締役CTOの米内貴志が務めます。
また、同コース内で開講される講義B5『設計・開発・テストにおけるセキュリティの実践と考え方を知ろう』の講師を、弊社セキュリティエンジニアの齋藤徳秀と山川大貴が務めます。
■専門コースBの概要
開講日程
2024年8月13日(火)〜15日(木)
プロデューサー
株式会社Flatt Security 取締役CTO 米内貴志 株式会社日本経済新聞社 CDIO室 セキュリティエンジニア 藤田尚宏氏
コース内容
現代では、生活がインターネットにつながっていることが当たり前となっています。パソコンやスマートフォンがインターネットに接続され、背景にはウェブ技術やクラウド技術が重要な役割を果たしています。一方で、プロダクトセキュリティは、このインターネットの発展とともにより重要性を増しています。ゲームや動画、SNSなどの私生活だけでなく、給与計算や人事、行政業務などでもクラウドの利活用が進み、セキュリティがますます求められています。このような状況の中で、プロダクトセキュリティはどのような役割を果たすのでしょうか?プロダクトセキュリティは、開発者に対する制約ではなく、むしろリスクに適切に対処し安全に変化を遂げるための手段です。
このクラスを受講した学生は、個々のセキュリティ要素のみならず、あまたあるセキュリティの手段の中から、自身がこれから所属する組織やチームにおいて、プロダクトセキュリティを高めるために、どのような優先順位で、どのように推進していくかを身に着けることを目指します。さらに、組織でプロダクトセキュリティを高める活動を進めるためには、チームでの協力が不可欠です。自身の思いや考えを明確に伝え、共通言語化することで、チーム全体が目標に向かって一丸となって進むことができます。そして、全員が異なる環境で育ってきたことを前提に、それぞれの専門性を活かして業務を進めていくことになります。異なるバックグラウンドを持つメンバーが集まることで、より多角的な視点からのプロダクトセキュリティの向上につながるでしょう。
このクラスを受講する皆さんは、プロダクトセキュリティの専門家として、上手に周囲を巻き込みつつ、時にはリーダーや先生として、時には協力者として、時にはチームの一員として活躍できることを目指します。そして、その貢献が、より安全で信頼性の高いデジタル社会の実現につながることを願っています。
■B5『設計・開発・テストにおけるセキュリティの実践と考え方を知ろう』の概要
開講日時
2024年8月15日(木)8:30〜12:30
講師
株式会社Flatt Security セキュリティエンジニア 齋藤徳秀、山川大貴
講義内容
Shift-leftと呼ばれる言葉があるように、プロダクトのセキュリティを担保するためには、できる限り工程の前でセキュリティリスクを発見し、セキュリティ対応をすることが大事であると言われています。 そのようなプロダクト開発の潮流の中で、セキュリティを担保するための技術というのは、広範な知識と多くの技術が要求されるようになってきています。 本講義では、開発工程を「設計」「実装」「テスト」「修正」の4つのフェーズに分割し、各フェーズにおける考え方や実践方法を学ぶことで俯瞰的に理解します。
また、技術的な能力を高めるだけではなく、脆弱性におけるリスクを他人にわかりやすく説明するなどのいわゆるソフトスキルの向上も目指します。
本講義のゴールはプロダクトのセキュリティに関心を寄せるエンジニアとしての総合的な力を身につけることになります。
■セキュリティ・キャンプ2024全国大会の概要
- 主催:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会
- 会期:2024年8月12日(月)〜16日(土)
- 会場:クロス・ウェーブ府中(東京都府中市日鋼町1-40)
- 公式サイト:https://www.ipa.go.jp/jinzai/security-camp/2024/camp/zenkoku/index.html
※エントリー方法・エントリー資格については公式サイトをご確認ください。