Passkey認証診断
WebAuthn、特にPasskeyを用いる認証を導入したアプリケーションは、複雑な認証フローにより通常のWebアプリケーション診断の観点では検出困難なセキュリティリスクが存在します。
GMO Flatt Securityが提供する「Passkey認証診断」では、Passkeyの認証を導入したアプリケーションにおいて発生しがちな脆弱性をホワイトボックス形式で検出します。
Passkey認証特有のセキュリティリスク
WebAuthn、特にPasskeyなどのパスワードレス認証の導入は、関心の高まりや利便性の高さから、近年普及が進んできました。
WebAuthnによるPasskey認証は強固な認証手段ですが、複雑な認証基盤の実装に不備があると、依然としてアカウント乗っ取りを含む従来のセキュリティリスクを払拭できません。
例えば、StrongKey FIDOサーバーにおいて、Non Discoverable CredentialsとDiscoverable Credentials(Passkey)の認証フローの混在時の検証不備により、アカウントの乗っ取りが可能な脆弱性がありました。
参考: https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2025-26788
このように、認証対象の指定が不要であるというPasskeyの特性に起因する新たな問題も発生しています。
Passkey認証に対する脆弱性診断
通常のWebアプリケーション診断では、XSSのような一般的に見られる脆弱性から認証・認可・ビジネスロジックのようなアプリケーション固有の仕様に起因する脆弱性までの範囲において診断を実施します。
しかし、Passkey等の特殊な認証基盤における潜在的な脆弱性は、検出できない場合があります。
GMO Flatt Securityは、Passkeyの認証基盤の実装や認証フローの設計も含めて診断を実施可能です。

また、GMO Flatt Securityでは基本的に*脆弱性診断プロフェッショナルプランにおいて標準でソースコードの分析を実施しています。
これにより、認証結果のみで判断する(ブラックボックス形式)必要はなく、潜在的なセキュリティリスクをも検出可能です。

* アプリケーションが対象ではないプラットフォームの診断や、ソースコードが提供されない場合を除きます
提供をご依頼するデータ
Passkey認証診断では、ソースコードをご提供いただきます。
専門の診断員がソースコードを読み、認証フローも含めて精査することで、診断対象に脆弱性が存在しないか判断します。
Passkey認証診断のユースケース
Passkey認証診断は、Webアプリケーション診断やスマートフォンアプリ診断と合わせて、より踏み込んだ検証をするためのオプションメニューとなります。
診断観点
Passkey認証診断では、Passkeyを利用する認証基盤で見逃されがちな特筆すべき診断項目を活用します(以下一例)。
これらの観点は、特に認証基盤の実装や認証フローの設計、ライブラリ等に重点を置いてホワイトボックス形式で検査します。
Passkey認証
Passkey認証において注意すべき共通の観点。
| チャレンジの検証不備 |
RPサーバーで発行されるチャレンジの検証が行われているかを検査します。 |
|---|---|
| チャレンジの安全性 |
RPサーバーで発行されるチャレンジが推測可能でないか、単一の認証試行でのみ有効であるかを検査します。 |
| 関連オリジンの設定不備 |
意図しないオリジンからのPasskeyの利用ができないかを検査します。 |
| オリジンの検証不備 |
意図しないオリジンを含んだAttestation/Assertionで通常通りに処理したりできないかを検査します。 |
| RP IDの検証不備 |
他のRPサーバーに対して生成されるRP IDを含んだAttestation/Assertionで通常通りに処理したりできないかを検査します。 |
| 署名の検証不備 |
Attestation/Assertionに対して、正しく署名検証が行われているかを検査します。 |
| ユーザーの検証不備 |
Assertionに埋め込まれてるユーザー情報に対応する鍵で署名検証を行っているかを検査します。 |
| Credential IDの重複検証不備 |
Passkeyの登録時に重複Credential IDの指定によって他アカウントの情報を変更できないかを検査します。 |
| 安全でないフォールバック処理 |
Passkey紛失時の復旧フローやPasskeyでの認証失敗時のフローなどを悪用できないかを検査します。 |
Non Discoverable Credentialをサポートする認証
正確にはPasskeyではありませんが、同時にサポートされることのあるNon Discoverable Credentialに関連した観点。
| Non Discoverable Credentialのフローとの混在 |
Non Discoverable CredentialのAssertion検証時にDiscoverable Credential(Passkey)を利用できないかを検査します。 |
|---|---|
| アカウント登録状態の漏洩 |
認証時やデバイス登録時のエラーメッセージやCredential IDの差異によってアカウントの登録状態を特定可能で無いかを検査します。 |
サンプル報告書のダウンロード
料金・プラン
脆弱性診断
100万円〜
グレーボックスまたはブラックボックス形式で脆弱性診断を実施します。ご予算に応じて深刻度が高いと見込まれる箇所から優先的に診断し、ビジネスリスクの高い脆弱性を可能な限り検出します。OWASP Top 10やOWASP ASVS等でカバーされる典型的な脆弱性に加え、仕様を踏まえたビジネスロジックの脆弱性も検出対象です。
お見積もりは無料です。
診断のご依頼はお気軽にお問い合わせください。








